株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)と滋賀県愛知郡愛荘町(町長:有村国知)は、医療相談アプリ・リーバーを利用した体温・体調管理機能「LEBER for School」(リーバー・フォー・スクール)の利用契約を締結し、同町内2,481名の児童・生徒が利用を開始します。
■健康観察アプリ「LEBER for School」導入の経緯
園児・児童・生徒は、毎朝体温測定を行い、校園が指定する健康観察カードに体温等を記入し、提出を行っている一方、学校現場では、健康観察カードを毎朝回収し、1枚1枚を確認・押印の上、下校時に再配布を行っています。また、コロナ流行時は出欠席の電話対応件数が非常に多くなり、コロナ前と比較すると教員1人1人の事務量が増大しているのは明らかでした。
このような課題を解消し子どもと接する時間を確保するため、教育委員会で健康観察アプリの導入を決めてくださいました。さらに、後押しとなったのは、内閣官房のホームページに紹介がある健康観察アプリの中から、初期設定で出欠席報告・メッセージ配信ができる点で優位性があること。出欠席連絡では、コロナ流行時に出欠席に係る電話対応等にかかっていた教員の対応時間の大幅削減が見込め、電話が繋がりづらい保護者のストレスも軽減できます。
LEBER for Schoolは、メッセージ配信機能も、現行のメールシステムからの移行が図れ、データ添付も可能という点で、学級通信等をペーパーレス化できることなど、健康観察だけにとどまらず大きな可能性を感じていただき導入へと至りました。
■LEBER for Schoolについて
LEBER for Schoolの利用にあたっては愛荘町と弊社が利用契約を結び、生徒側(保護者側)は医療相談アプリ・リーバーを通じて登録、学校側(管理者側)は専用の管理システムを利用します。料金は1名11円/月となっており、手頃なコストで児童・生徒の健康管理に貢献し、同時に教職員の集計の手間を大幅に省くことが可能です。さらに、学校全体の体温・体調の状況をグラフなどで確認できます。
また、教職員も各自のスマートフォンにアプリを導入して体温報告を行うように整備しました。児童生徒・教職員全員の健康状態を把握することで、感染症等の拡大に対し、早期発見、拡大防止対応ができるようにしています。
■愛荘町教育委員会担当者コメント
次々に新機能をリリースされており、既存にとらわれず新たな発想が生まれる企業風土も『LEBER for School』を選んだ理由の一つです。今後、『LEBER for School』を使い続ける中で、「メッセージの既読機能」や「(教育委員会として)全ての学校園の管理ページの構築」、「校務支援システムとのデータ連動」などの機能追加が実現されることを期待しています。 |
■「LEBER for School」操作手順
・iOSおよびAndroidスマートフォンにアプリをインストール
・学校から配布されるQRコードを読み込む
・個人プロフィール(氏名、身長、体重等)を入力
・体温と検温時刻を入力
・厚生労働省推奨「新型コロナウイルス感染症等の健康観察票」に準拠した、体調に関する簡単な質問に回答
・自動的に教育機関へ送信
■医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」について
24時間365⽇スマホで医師に相談ができるアプリです。現在300⼈以上の医師が登録されており、外出⾃粛等により病院 やクリニックに⾏きにくい⽅もアプリを通じて医師に気軽に相談することができます。
⼀般向け医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」に加えて、教育機関に毎⽇の検温結果と体調、出⽋席の報告ができる「LEBER for School」(6カ国語対応)、企業向けに検温・体調報告とストレスチェックを組み合わせられる「LEBER for Business」(6カ国語対応)も全国で導⼊拡⼤中です。
■株式会社リーバーについて
株式会社リーバー(旧社名AGREE)は2017年2月に遠隔医療相談サービスを行う目的にて創立されました。
私達は「いつでも。どこでも。誰にでも。」を信念に掲げ、すべての人々に適切な医療が行き渡るよう努めています。
〈会社概要〉
会社名:株式会社リーバー
所在地:茨城県つくば市高野1155-2
代表者:伊藤俊一郎
設立:2017年2月
URL:https://www.leber.jp
事業内容:医療相談アプリの企画・開発・運営