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プレスリリース

サンパウロ日本人学校で「LEBER for School」供用開始 ~海外の学校に初導入 日本人生徒・児童が日本語で医療相談可能~

株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)とサンパウロ日本人学校(ブラジル・サンパウロ市、Sociedade Japonesa de Educação e Cultura、校長:曽川和則)は、医療相談アプリ・リーバーを利用した体温・体調・出欠席管理機能「LEBER for School」(リーバー・フォー・スクール)の利用契約を締結しました。現地の日本人小・中学生と教職員130名が利用します。
 
ブラジル経済の中心地であり、南米きっての大都市でもあるサンパウロには、日系の大企業や金融機関が多く進出しています。市郊外の丘に建つサンパウロ日本人学校は、約12万平方メートルの緑豊かな敷地に小学部と中学部を擁し、駐在員の子弟を中心に約100名の児童・生徒が学んでいます。

ブラジルは新型コロナウイルス感染症による死者数が世界第2位(2021年4月現在)と多く、2021年4月には死者数が過去最高となりました。加えてコロナ禍以前から黄熱、マラリア、デング熱などに悩まされてきた地域でもあります。このような環境下でサンパウロ日本人学校は危機感を強め、児童・生徒の健康維持のために医療相談アプリ・リーバーを選択しました。

■「10円体温チェック」で教職員の負担を軽減

LEBER for School は、生徒・児童1人あたり10円/月で子どもたちの健康状態を毎日、自動集計できるスマートフォンを利用したサービスです。入力結果は自動的に学校側に送信されるので、教職員は健康管理表など紙で集計する手間をかけることなく、学校全体の健康状況をグラフなどで集団解析することができます。同時に、出欠席の状況も管理できます。

また、学校との契約によって、児童・生徒とその家族(4名迄)は医療相談が何回でも無料となります。相談の対応は日本から日本人医師が行います。日本に劣後するブラジルの医療・衛生環境に対し、リーバーが精度の高い日本の医療体制を届けます。

■サンパウロ日本人学校教育会 事務局長 羽渕政臣氏
「NHKの朝のニュース『おはよう日本』でリーバー が取り上げられているのを、国際放送で見ました。当校はコロナ禍で休校していましたが、11月上旬からの再開に向け、児童・生徒の健康維持に不安が高まっている時期でした。さっそくリーバーのWebページに問い合わせをして、すぐに導入を決定。全員の体温・体調が一括管理できること、ブラジルから日本の医師に日本語で医療相談できることなど、とても助かっています。また本校では現在、登校人数を制限し対面授業とオンライン授業の併用を行っております。この制限下において既存の紙や電話、メールの運用では「登校する者」「登校しない者」の体温・体調管理は複雑化してしまいますが、リーバーがあればこれらの管理も管理画面で一括管理できるので、教職員の負担は大幅に軽減されます。日本でも徐々に分散登校が開始されていると聞いておりますが、分散登校が広がっていくにつれ、益々リーバーが必要な学校が増えてくると思います。」

■サンパウロ日本人学校ホームページ

URL:http://world.nethall.com.br/spescolajp/

■LEBER for school 紹介ウェブサイト

URL:https://www.leber.jp/school/

■株式会社リーバーについて

株式会社リーバー(旧社名AGREE)は2017年2月に遠隔医療相談サービスを行う目的にて創立されました。
私達は「いつでも。どこでも。誰にでも。」を信念を掲げ、すべての人々に適切な医療が行き渡るよう努めています。

〈会社概要〉
会社名:株式会社リーバー
所在地:茨城県つくば市高野1155-2
代表者:伊藤俊一郎
設立:2017年2月
URL:https://www.leber.jp
事業内容:アプリの企画・開発・運営