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リーバーは2020年にユーザー数を約14倍に。体温・体調集計機能を備えた「LEBER for School」も躍進。

株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)の医療相談アプリ「リーバー」は、2020年の1年間でユーザー数約14倍、医療相談件数約7.3倍と大幅に伸長しました。コロナ禍における患者の不安軽減と医療崩壊防止の両立を目的に、医療相談アプリの在り方を模索した1年間を振り返ります。
2020年は世界中がパンデミックに翻弄された1年でした。我々の提供する医療相談アプリ「リーバー」(B to C) や「LEBER for School」「LEBER for Business」(いずれもB to B)の需要が大幅に高まったことが事態の深刻さを物語っています。
■契約数概要
・リーバーユーザー数:2019年末:約1万人→2020年末:約13.9万人
・リーバー相談者数:2019年末:約3500人→2020年末:約2.8万人
・LEBER for School契約数:2020年サービス開始→2020年末:約350校 約5万人
・LEBER for Business契約数:2019年末:57社 約3000人→2020年末:約100社 約2万人
・登録医師:2019年末:100人以上→2020年末:300人以上
 

■2020年の新機能と施策

リーバーは、2020年に様々な新機能を搭載しました。ユーザーの居住地に合わせて地域の健康状態を表示する「健康予報」、「出欠席連絡機能」、「体温チェック画面の多言語化」などを実装し、コロナ禍においてユーザーの健康維持に一層役立つシステムとなっています。

施策面では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う不安軽減のため、4月から9月まで茨城県内を中心とした住民に対してオンライン医療相談の無償提供を実施し、6月からは茨城県つくば市、つくばみらい市の公立小中学校の学童・生徒へ向けて体温・体調チェック機能の提供を開始しました。加えて筑波大学附属駒場中・高等学校や大阪教育大学附属天王寺小学校などの国立学校、私立では白百合学園小学校、香蘭女学校など、教育機関での需要が増えています。

 

■2020年の主なトピック

【リーバー】茨城県民向け無償提供
新型コロナウイルスによる医療崩壊危機に対し、2020年4月から9月末日まで医療相談アプリ「リーバー」を茨城県民に向けて無償提供しました。
(4月9日付プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000033619.html
(10月29日付プレスリリース「結果分析」)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000033619.html

【LEBER for School】つくば市・つくばみらい市の市立小・中学校で一括導入
学校向けデジタル健康観察アプリ「LEBER for school」の自治体単位での活用が始まりました。
(6月5日付プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000033619.html

【リーバー】健康予報機能を追加
居住地域の新型コロナ感染者数や学校での発熱者割合を表示できるようになりました。
(8月14日付プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000033619.html

【LEBER for School、LEBER for Business】出欠席連絡機能を追加
毎朝の体温・体調送信と一緒に、出欠席も連絡できるようになりました。
(10月12日付プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000033619.html

【LEBER for School、LEBER for Business】5つの外国語に対応
日本語に加え、英語、中国語、ポルトガル語、ベトナム語、ヒンディー語で体温・体調チェックが行えるようになりました。
(1月6日付プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000033619.html

【自治体単位での導入】
つくば市、つくばみらい市、石岡市、行方市、かすみがうら市、稲敷市、大子町(以上茨城県)、会津若松市(福島県)、関市(岐阜県)ほか

【医師・医療機関提携】
筑波大学附属病院、Antaa(医師同士の質問解決プラットホーム)

【ビジネスコンテスト】
福島地域未来実現プログラム採択、いばらきイノベーションアワード大賞受賞

【災害支援】
令和2年7月豪雨(熊本豪雨)リーバー無償提供 &体温計セット支援

1年間の実績について詳しくは下記をご覧ください。
(株式会社リーバーのプレスリリース一覧)https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/33619

■メディア取材実績
2020年は様々なメディアに取り上げられ、リーバーの知名度が大幅に高まった年でもありました。NHK「おはよう日本」「ひるまえほっと」、TBS「Nスタ」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」などのニュース番組、「朝日新聞」「毎日新聞」「読売新聞」「日本経済新聞」の四大紙をはじめとする新聞各紙、「日経ビジネス」「DIME」「MacFan」などの雑誌で我々の取り組みが紹介されています。

NHK「おはよう日本」撮影時。リーバー代表取締役伊藤の訪問診療風景。
 

■株式会社リーバー 代表取締役 伊藤俊一郎より

2020年は、あっという間の1年間でした。齢を重ねると年月の経過が早くなるという先人達の教えは確かでした。我々の提供する医療相談アプリ「リーバー」はユーザー数・相談数ともに大幅な増加を見せ、4月にリリースしたデジタル健康観察アプリ「LEBER for School」、「LEBER for Business」は多くの学校や介護施設、企業などで健康管理に役立てて頂いております。2018年1月にリーバーをリリースした時点では、チャットボットで医師の業務効率化を図ることがコンセプトの核でしたが、現在は学校の教師や企業の業務効率化をも担っています。本年も引き続き、医師のリソースが不足している学校保健領域、産業保険領域を中心に遠隔医療の役割を少しずつ拡げていきます。

私はリーバーの経営者であると同時に、臨床医でもあります。医師として、この100年の一度のパンデミックを前向きに捉えています。100年前のスペイン風邪と異なり、現代は自動車や航空機による移動機能向上によって新興感染症が拡がりやすくなりました。その一方で科学技術の進歩により新しい治療薬、ワクチン、ICTソリューション等が凄いスピードで対応を始めています。人類は間違いなく昨年よりもこのウイルスに対して上手に対応し、そして乗り越えていくことでしょう。

​私たちは遠隔医療という分野で、外来医療と入院医療を下支えしていきます。

医療法人AGRIE 理事長
株式会社AGRI CARE 会長
株式会社リーバー 代表取締役
伊藤俊一郎

(伊藤代表インタビュー動画)
https://youtu.be/oACMd9nLyo4

■リーバーについて

24時間365日スマホで医師に相談ができるアプリです。現在300人以上の医師が登録されており、外出自粛等により病院やクリニックに行きにくい方もアプリを通じて医師に気軽に相談することができます。一般向け医療相談アプリ「リーバー」に加えて、教育機関に毎日の検温結果と体調、出欠席の報告ができる「LEBER for School」(6カ国語対応)、企業向けに検温・体調報告とストレスチェックを組み合わせられる「LEBER for Business」(6カ国語対応)も全国で導入拡大中です。

■株式会社リーバーについて

株式会社リーバー(旧社名AGREE)は2017年2月に遠隔医療相談サービスを行う目的にて創立されました。
私達は「いつでも。どこでも。誰にでも。」を信念を掲げ、すべての人々に適切な医療が行き渡るよう努めています。

〈会社概要〉
会社名:株式会社リーバー
所在地:茨城県つくば市高野1155-2
代表者:伊藤俊一郎
設立:2017年2月
URL:https://www.leber.jp
事業内容:アプリの企画・開発・運営

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お知らせ プレスリリース

医療相談アプリ・リーバーが「いばらきイノベーションアワード」で大賞を受賞

茨城県 産業戦略部 技術振興局主催の「いばらきイノベーションアワード」において、株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)の医療相談アプリ「リーバー」が大賞を受賞しました。独創性や地域課題解決への貢献などが評価されました。

いばらきイノベーションアワードは、茨城県内に主な事業所を持つ企業や個人を対象に、AIやIoTなどの先端技術を活用した革新的な新製品・新サービスを表彰するビジネスコンテストです。先端技術の製品化促進、地域経済を支える新産業のより一層の成長を目的として開催されました。

茨城県は、筑波研究学園都市を中心としてITの知見や関連企業が集積しており、本アワードにも数多くの応募がありました。リーバーは、自動チャットボット問診により患者と医師双方に負担をかけない医療相談サービスを実現したこと、学校等への体温自動集計機能の導入により地域の課題解決に貢献したこと、などが評価され大賞となりました。

■選ばれるリーバー

数々の支援事業やコンテストに選ばれています。

2017年10月_つくばSociety 5.0社会実装トライアル支援事業 採択
2017年11月_第17回 MITベンチャーフォーラム事業プランコンテスト最優秀賞
2017年12月_AI.Accelerator採択(3期生)
2018年  8月_近未来技術等社会実装事業(内閣府)に選定
2019年12月_HIMSS & Health 2.0 Japan 2019ピッチコンテストファイナリスト
2020年10月_福島県地域未来実現プログラムに採択

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日本の医師の力を届けたい! 「WELCO Lab for Global Health」にリーバーが参画 遠隔医療相談でコロナ禍のアフリカを支援

株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)は、国際保健(グローバルヘルス)領域の課題解決を目指す日本企業を主体としたイニシアティブ「WELCO Lab for Global Health(以下、WELCO Lab)」に参画します。日本の遠隔医療相談サービスで培った健康課題解決システムをアフリカ大陸に展開し、日本と比較して乏しい医療環境の改善を目指します。

Photo:Avatar_023 / Shutterstock.com

「WELCO Lab」は、日本企業のグローバルヘルス領域での活躍を後押しすべく、2020年10月に発足しました。感染症、栄養問題、生活習慣病等、低中所得国における多様な健康課題に対し、様々な日本企業が強みを活かした活動を行い課題の解決を目指すイニシアティブ(主導的組織)です。また、参加企業の新たな取り組みを集約して一元的に発信することで、当領域に対する社会的機運を醸成していきます。

ヘルスケアセクターに留まらない異分野の革新的な技術を持つ多様なプレイヤーが参画を表明し、グローバルヘルスの課題解決のための新たな取り組みをコミットメント(新たな事業・ソリューションに関する宣言)として発信しています。

■リーバーのコミットメント

医療相談アプリ「リーバー」で培ったシステムとノウハウを、2021年6月を目処にアフリカに展開します。アフリカ大陸の英語圏(ケニアほか23か国)を対象に、学校向けリーバー(LEBER for School)で好評の体温・体調自動集計システムを英語化し、まずは医療従事者に提供します。病院等でのクラスター感染を防ぐことが医療崩壊の防止につながります。

続いて、患者が使うリーバーアプリも英語化し、先着1万回まで医療相談無料サービスを実施します。患者からの英語による症状説明を日本語に翻訳し、日本の医師が日本語で回答、患者にはそれを英訳して返信します。このシステムによって、レベルの高い日本の医師の知見をアフリカに届けることができます。

すでに開発は開始されており、2021年6月にかけて段階的にアフリカの医療現場に提供します。将来的には医師専用アプリ(Dr. LEBER)の多言語化も予定しており、日本国内と同等のサービスを広く海外に展開する計画です。また、多言語対応のWEB版リーバーも開発中で、スマートフォンでもPCでも手軽に医師に相談できるシステムを世界に展開する予定です。

アフリカにおける新型コロナ感染症は、本年9月時点で感染者約137万人、死亡者約33,000人となっています。WHO(世界保健機関)は今後4400万人が感染し、最大で19万人が新型コロナウイルスによって命を落とす可能性があると発表しました。先進各国と同様に経済的/社会的な二次的影響も懸念され、アフリカの全労働人口の3分の1にあたる人々が、仕事や収入面において深刻な打撃を受けているという報告もあります。

■WELCO Labの公式ウェブサイト

https://welcolab.org

■代表取締役CEO 伊藤 俊一郎より

「弊社には海外へのサービス展開を切望しているメンバーが多く、彼らがまっさきに貢献したい先がアフリカの国々ということで、従来からチャレンジする機会を伺っていました。WELCO Labに参画することによって、アフリカに貢献したいという社員の想いを具現化していきます。まずは日本の医師の知見と経験を、遠隔医師相談という形でスマートフォンやPCを通じて提供することで、アフリカの健康不安を抱える方々に貢献します」

■リーバーについて

24時間365日スマホで医師に相談ができるアプリです。現在300人以上の医師が登録されており、外出自粛等により病院やクリニックに行きにくい方もアプリを通じて医師に気軽に相談することができます。
一般向けアプリ「リーバー」に加えて、
・教育機関向けに体温・体調・出欠席の集計もできる「LEBER for School」(https://www.leber.jp/school/
・企業向けに体温・体調報告とストレスチェックを組み合わせられる「LEBER for Business」(https://www.leber.jp/business/
を提供しています。

■株式会社リーバーについて

株式会社リーバー(旧社名AGREE)は2017年2月に遠隔医療相談サービスを行う目的にて創立されました。
私達は「いつでも。どこでも。誰にでも。」を信念を掲げ、すべての人々に適切な医療が行き渡るよう努めています。

〈会社概要〉
会社名:株式会社リーバー
所在地:茨城県つくば市高野1155-2
代表者:伊藤俊一郎
設立:2017年2月
URL:https://www.leber.jp
事業内容:アプリの企画・開発・運営

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東京・大分・福岡で保育園・認定子ども園を運営する森友会(しんゆうかい)がLEBER for Schoolを導入

株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)と社会福祉法人森友会(しんゆうかい 理事長:立山貴史)は、医療相談アプリ・リーバーを利用した体温・体調・出欠席管理機能「LEBER for School」(リーバー・フォー・スクール)の利用契約を締結しました。森友会の運営する26園について11月1日から順次導入され、最終的に園児・教職員の合計で約2500名が利用します。

森友会は2001年設立の社会福祉法人です。法人本部のある大分県で4園、福岡県で4園、東京都で18園の認可保育園及び幼保連携型認定こども園を運営しています。「好きを見つけられる子へ」をモットーに、「誉める保育」「異年齢の関わり」「主体性の尊重」に努めています。リーバー導入は九州地区を手始めに順次全園へと拡大し、園児と教職員の健康維持を図ります。

■「10円体温チェック」で教職員の負担を軽減
LEBER for School は、1人あたり10円/月で毎日の子どもたちの体温・体調と出欠席を自動集計できる、スマートフォンを利用したサービスです。園児とともに教職員も使用でき、体温・体調の入力結果は自動的に園側に送信されます。教職員は健康観察票など紙で集計することなく、園全体の健康状態と出欠席の状況をグラフなどで集団解析できます。

保護者のスマートフォンには毎朝、検温を促すプッシュ通知が送られ、入力のし忘れを防止します。家庭での検温で異常があれば登園を控えてもらうなど、園内クラスター感染を防ぐことにもつながります。また「健康予報」の機能によって、都道府県別の新型コロナ直近7日間新規感染者数や自治体別学校発熱者(37.5度以上)の割合なども表示され、地域全体の健康に貢献します。

LEBER for Schoolは、つくば市とつくばみらい市のすべての小・中学校、大阪教育大学附属天王寺小学校など全国245の教育機関で導入されています(20年10月23日現在)。導入依頼も多数寄せられ、教職員や保護者からの期待が高まっています。

■医療相談アプリも利用可能

LEBER for School 利用のために医療相談アプリ「リーバー」をインストールすれば、医師に家族の医療や健康に関する相談をすることも可能になります。万一、発熱などの症状が続き、コロナウイルスに感染している可能性が疑われる場合も、近隣医療機関の検索が可能なほか、クリニック受診や保健所、専用相談窓口への連絡など、医師から正しい手順のアドバイスが得られます。

■森友会ホームページ

URL:https://sinyukai.com

 

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コロナ禍の中、茨城県⺠の不安解消に「リーバー」が⼤きく貢献

株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)は、茨城県(知事:大井川和彦)からの要請により、茨城県⺠に対して医療相談アプリ「リーバー」の無償提供を2020年4月9日から9月30日まで実施しました。約半年間における茨城県でのリーバー利用状況の分析結果について発表します。約96%の回答が30分以内に寄せられ、66%の相談者の受診抑制に繋がりました。

■コロナ禍で遠隔医療相談の有効性を確認

時節柄、新型コロナウイルス関連の相談が多く寄せられました。中でも夜間の相談が多く、病院が救急対応となる時間帯の不安を、リーバーによって効果的に減らせることが確認できました。医師からの返答は5分以内が67.4%と素早く、リーバー独自のチャットボットシステムによって相談内容が体系化され、医師の思考時間を短縮できることが示唆されています。

医師からのアドバイスを受けて不安が軽減したことで、不要不急の受診をせずに済んだ方も65.6%にのぼりました。総じてユーザー満足度は高く、リーバーの機能が人々の健康に少なからず貢献したと言えます。

■利用者の概要

・調査期間:2020年4月9日〜2020年9月30日
・対象者数:1,184,533世帯(令和2年9月1日現在)
 (※人口は2,854,980人)
・登録世帯:11,150世帯(※リーバーは家族の相談も行えるため世帯数でカウント)
・相談件数:6,783件

■コロナと発熱の相談が4割以上

リーバーの特徴である、チャットボットによる項目系統別にランキングしました。フリー相談(チャットボットが提供する選択肢ではなく文章による入力)を除くと、新型コロナウイルス及び発熱に関する相談が合計1847件と、4割以上を占めました。


■相談の時間帯

特に多い時間帯は18時〜22時台でした。病院の閉まった後の不安解消に貢献していることを示唆します。

■ユーザーアンケート結果

リーバーでは相談後に任意でアンケートをお願いしており、以下はその結果をまとめたものです。

●医師から回答が返ってくるまでの時間
→ 30分以内の回答が95.6%となりました。精緻なチャットボットで相談内容が体系化されるリーバーは、医師の迅速な回答が可能です。

 

●相談後の不安軽減
→ 7割以上の方の不安軽減に貢献できました。医師による市販薬の紹介や、適切な診療科の案内などが不安解消に役立ちます。


●相談後に病院へ行ったか
→ 6割以上の方が病院へ行かずに市販薬などで対応しました。医療機関の受診回避に繋がり、医療崩壊を防ぐ一助となります。

■茨城県⺠に対する医療相談無償提供の背景

茨城県は、新型コロナウイルス感染者数の多い東京都にも近く、加えて県内における人口10万人あたりの医師数も、全国平均の246.0人に対し189.9人とかなり少ない状況にあります。医師の少ない中で感染拡大の抑止 ・医療現場への負担の軽減が急務な状況です。医療崩壊を防ぐために、不要不急の病院受診を遠隔医療相談によって抑制し、受診が必要な場合にのみ適切な医療機関を勧めるなど、リーバーの機能が地域に貢献できると考え無償提供を実施しました。

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医療相談アプリ「リーバー」が福島県の「地域未来実現プログラム」に参画

福島県が浜通り地域15市町村を舞台に事業プランを募集した「地域未来実現プログラム」に、株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)の医療相談アプリ「リーバー」が採択されました。
 

「地域未来実現プログラム」は、福島県/福島イノベーション・コースト構想推進機構が立ち上げたイノベーション創出プラットフォーム事業「Fukushima Tech Create」のプログラムのひとつです。震災被害の大きかった福島県浜通り地域のビジョンを実現するため、全国から事業プランを募りました。

3つのテーマ「安心・安全な町」「家族の笑顔が溢れる町」「地域産業が輝く町」に対して多くの応募があり、その第1期として8社を採択。リーバーは「家族の笑顔が溢れる町」のテーマで選ばれ、医療分野で福島県浜通り地域に貢献します。

■医療過疎地の課題を解決するリーバー
福島県は外来医師偏在指標が国内ワースト1位の医療過疎地域です。医療相談アプリ・リーバーで効率的なヘルスケアシステムを構築し、以下のような課題を設定して地域の皆様に安心・安全を届けます。
①子どもの安全を守り、教育機関の負担も軽減
 →児童・生徒の体温・体調を一括管理できるLEBER for Schoolの導入推進。
②医療現場の負担を軽減
 →医療相談アプリ・リーバーで不要不急の受診を減らす。地域の医師の登録を増やす。
③地域住民の方々に安心・安全・便利を届ける
 →健康予報機能で「都道府県ごとの新型コロナ直近7日間新規感染者数」「自治体別学校発熱者割合」を提供。

■対象地域 福島県浜通り15市町村

いわき市、相馬市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村。

■代表取締役CEO 伊藤 俊一郎より

「私は日本や世界の医療課題を解決したいという想いでリーバーを開発しました。震災からの復興を目指す福島県の力になりたい。安心安全、便利を届けたい。そんな意気込みで、今回のプログラムに全力で取り組んでまいります」

■選ばれるリーバー

数々の支援事業やコンテストに選ばれています。

2017年10月_つくばSociey 5.0社会実装トライアル支援事業 採択
2017年11月_第17回 MITベンチャーフォーラム事業プランコンテスト最優秀賞
2017年12月_AI.Accelerator採択(3期生)
2018年  8月_近未来技術等社会実装事業(内閣府)に選定
2019年12月_HIMSS & Health 2.0 Japan 2019ピッチコンテストファイナリスト

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LEBER for School プレスリリース

LEBER for Schoolの「10円体温チェック」に「出欠席連絡システム」を追加

株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)は、医療相談アプリ「リーバー」を利用した体温・体調管理機能「LEBER for School」(リーバー・フォー・スクール)に、「出欠席連絡システム」を追加しました。毎朝、アプリで体温・体調を学校に送信する際に、出欠席の連絡をすることができます。

LEBER for School は、体温・体調の記録と学校への報告をセットにしています。入力された体温・体調情報を自動的に学校側に送信する既存のシステムに、新たに「出席」「欠席」の通知機能を追加しました。スマートフォン用アプリ「リーバー」のバージョンアップ(無料)により新機能を利用することができます。

⽣徒の家庭には毎朝、検温を促すプッシュ通知が送られ、⼊⼒のし忘れを防⽌します。家庭での検温で異常があれば、⽋席連絡をして登校を控えてもらうことで、校内クラスター感染を防ぐことにもつながります。これまでは、体温・体調情報の送信とは別に、学校に⽋席の連絡をする必要がありましたが、今後は⼀回のアプリ操作で同時に通知できるようになります。今回の⽋席連絡機能追加は、LEBER for School のユーザーからの要望を把握し、迅速に開発・実装しました。

■「10円体温チェック」で教職員の負担を軽減

LEBER for Schoolの利用にあたっては学校側と当社が利用契約を結び、生徒側(保護者側)は医療相談アプリ・リーバーを通じて登録、学校側(管理者側)は専用の管理システムを利用します。料金は1名10円/月となっており、手頃なコストで生徒の健康管理に貢献し、同時に教職員の集計の手間を大幅に省くことが可能です。教職員が健康観察票など紙で集計する手間を大幅に省くことが可能で、学校全体の体温・体調の状況をグラフなどで確認できると同時に、欠席者の把握も可能になります。

■すでに多くの地域で稼働

2020年4月にサービスを開始したLEBER for Schoolは、すでにつくば市/つくばみらい市のすべての小・中学校のほか、大阪教育大学や上越教育大学、筑波大学などの国立大学附属学校などでも導入され、多くの子供と地域の健康に貢献しています。

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LEBER for School プレスリリース

筑波大学附属駒場中・高等学校が体温・体調を自動集計できる「LEBER for School」を導入

株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)と国立大学法人筑波大学附属駒場中・高等学校(校長:北村 豊)は、医療相談アプリ・リーバーを利用した体温・体調管理機能「LEBER for School」(リーバー・フォー・スクール)の利用契約を締結しました。10月1日から中学校・高等学校の生徒853人・教職員54人が利用します。国立大学附属学校での導入は、大阪教育大学附属天王寺小学校、上越教育大学附属中学校に続く3例目です。

 

筑波大学附属学校群は、明治6年創立の附属小学校を筆頭に長い歴史を持ち、日本の学校教育における発達支援と学習支援実践の研究において、大きな役割を果たしてきた伝統校です。国立大学附属学校の使命である「国の拠点校」「地域のモデル校」として、日本の初等中等教育における研究開発を実践しており、LEBER for Schoolはそうした取り組みを健康面で支援します。 

 

■「10円体温チェック」で教職員の負担を軽減

LEBER for School は、生徒・児童1人あたり10円/月で子どもたちの健康状態を毎日、自動集計できるスマートフォンを利用したサービスです。すでにつくば市とつくばみらい市のすべての小・中学校や大阪教育大学附属天王寺小学校などでも稼働しているシステムで、生徒・児童とともに教職員も体温・体調チェックに使用できます。入力結果は自動的に学校側に送信されるので、教職員は健康カードなど紙で集計することなく、学校全体の健康状況をグラフなどで集団解析することができます。

体温・体調管理画面の一例体温・体調管理画面の一例

児童・生徒の家庭には毎朝、検温を促すプッシュ通知が送られ、入力のし忘れを防止します。家庭での検温で異常があれば登校を控えてもらうなど、校内クラスター感染を防ぐことにもつながります。また、「健康予報」の機能によって、都道府県別の新型コロナ直近7日間新規感染者数や自治体別学校発熱者(37.5度以上)の割合なども表示され、地域全体の健康に貢献します。

■医療相談アプリも利用可能

LEBER for School 利用のために医療相談アプリ「リーバー」をインストールすれば、医師に家族の医療や健康に関する相談をすることも可能になります。万一、発熱などの症状が続き、コロナウイルスに感染している可能性が疑われる場合も、近隣医療機関の検索が可能なほか、クリニック受診や保健所、専用相談窓口への連絡など、医師から正しい手順のアドバイスが得られます。
  

■筑波大学附属駒場中・高等学校ホームページ

URL:https://www.komaba-s.tsukuba.ac.jp

■LEBER for school 紹介ウェブサイト

URL:https://www.leber.jp/school/

■株式会社リーバーについて

株式会社リーバー(旧社名AGREE)は2017年2月に遠隔医療相談サービスを行う目的にて創立されました。
私達は「いつでも。どこでも。誰にでも。」を信念を掲げ、すべての人々に適切な医療が行き渡るよう努めています。

〈会社概要〉
会社名:株式会社リーバー
所在地:茨城県つくば市高野1155-2
代表者:伊藤俊一郎
設立:2017年2月
URL:https://www.leber.jp
事業内容:アプリの企画・開発・運営

<この記事に関するお問い合わせ>
メールアドレス:info@leber.jp