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子育て世帯での「リーバー」活用4:#8000と使い分けるママにインタビュー

石岡市を舞台にしたユーザーインタビューの最終回は、2人のお子さんをお持ちの富田さん。富田さんは、#8000(こども医療でんわ相談)も利用されたご経験があるそうです。リーバーと#8000の使い分けや、相談内容についてお話を伺いました。

#8000とリーバーの使い分け方

富田さんは、以前#8000(こども医療でんわ相談)を使っていたと伺いました。どんな時に使っていましたか。

病院が閉まったあとの夜間帯に使用することが多かったと思います。日中に病院に行って帰ってきて、夜中に高熱を出すようなことがあると、怖くなって電話してしまいますね。#8000に電話して朝を迎えると、自分への安堵感というか、子供が苦しい状況のなかで自分なりに策を施したと思えます。自分の体調不良であれば我慢できるけど、子供はやっぱり早く治してあげたいし、体調不良の原因も早く知りたいと思うから、お医者さんの一言で安心したいというのが本音です。

 

#8000のつながりやすさについてはいかがでしたか。

そうですね。待つこともありますよ。少し混み合っていて「しばらくお待ちください」ってアナウンスを聞くと不安度が増します。実際はそんなに待っていないかもしれないけど、目の前で体調を悪くしている子供を見ると1分1秒がとても長く感じるし、すごくソワソワします。

 

リーバーの回答時間についてはどうでしょうか。

#8000とリーバーは、スタートの緊迫度が違うと思うんですよね。#8000は、私も切羽詰まっているから、例え回答時間がどちらも5分だったとしても、体感として同じようには感じてないと思います。リーバーを使うときは「ちょっと聞いてみようかな」くらいのときです。

 

#8000とリーバーへ相談する内容は違いますか。

#8000は電話しながら「どんな状態ですか」「呼吸は苦しそうですか」と聞かれるから、目の前の状況にドキドキします。リーバーは、自分の置かれている状況をもっと客観視できる気がしますね。一度#8000に電話してからリーバーを使用すると、かみ砕いて冷静に相談できたりします。相談内容が違うというより、緊急性の違いかなと思います。

リーバーは、オリジナルカルテが出来ます

これまでは「とりあえず病院!!!」って感じで、軽い風邪でもむやみやたらに病院に行っていた気がします。それが今では、病院へ行く頻度を抑えられました。

子供も私も、ちょっと体調不良だなと感じたら過去にリーバーに相談した履歴を見返して、「前回と同じ症状だから熱が3日以上続いたら病院へ連れて行こうかな」というように、行動を変えられるようになりましたね。とにかく不安だから病院へ行って何とかしようっていう思考が変わったのは、自分のなかでのカルテが出来たからだと思います。母としてのレベルが上がった気がします(笑)!

 

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子育て世帯「リーバー」インタビュー3:新しい土地でも医療相談で安心

今回のユーザーインタビューは、東京から茨城県石岡市へ引っ越してきた橋本さん。はじめてのお子さんで、心配事がたくさんあったそうです。そんなとき橋本さんは「リーバー」を利用してお医者さんに相談をしてくれました。

ママにとってのリスクは「自分が体調不調になること」と話してくれた橋本さんに、リーバーの活用術についてお話を伺いました。

初めての子だから、子供にとっての普通がわからない…。

リーバーは結構な頻度で使っています。すごく助かったことは、夏にお風呂に入れていたら息子の足に赤いぶつぶつが突然たくさん出てきて、アレルギーなのか虫刺されなのか?とにかく何もわからなくて、心配になってお風呂上りにすぐにリーバーで相談しました。

そしたら案外早く返信があって、そこに書かれていたのが「症状を見る限り、蕁麻疹の疑いがあります。何日も引かないようであれば受診してください」という返答でした。私も主人も蕁麻疹になったことがないので「これが蕁麻疹なんだ!」って感じです。

返答してくれた先生から「そんなに緊急なことではありません」っていう一言があったこともよく覚えています。とても安心できました。初めての子っていうこともあり、自分が経験したことのない症状が出るとすごく心配になります。先生のその一言がなかったら私は安心できなかったと思います。

つい最近も、お迎えに行こうとしていたら保育園から電話があって、息子が39℃を超える熱を出していることを知らされました。まだ保育園では流行ってないということでしたが、自分の経験上こんなにも熱があるなら「絶対インフル!」って思ったんです。すでに病院が閉まっている時間だったので、とりあえずリーバーに相談しました。

そしたら、インフルエンザの”イ”の字もなかったんです!返信には「風邪です」って書いてあって…申し訳ないですけど私は信じませんでした。で、翌朝病院に行って診察を受けたら、インフルエンザじゃなかったんですよ。「え!あっ、、すごい!!」って感動しました。慌てて自分の判断だけで救急に行かなくて本当に良かったと思えた瞬間でした。

 

安心されたのはどんな点ですか

やっぱり、お医者さんがそんなに慌てなくていいよ!って言ってくれるだけで安心度が違うなって思います。明日の朝、病院が開くまで症状を見ながらお家でゆっくり過ごそうって、開き直りじゃないですけど自分を落ち着かせることができました。

 

ママにとって一番のリスクは自分が病院にかかること。

息子さん以外に、橋本さんご自身の相談もされますか。

はい。以前は東京に住んでいてほとんどの診療科が徒歩圏内にあリましたから、不安になったらとりあえず病院に行こう!って感じでした。

でも石岡市は、とにかく徒歩圏内には何もない状態で…。子供もいるから自分の病院が一番困るんですよ。子供の病院だったら付き添うことが出来るけど、自分の具合が悪いときに子供を同伴して受診に行くというのは、他の感染症をもらうリスクもありとてもハードルが高いです。ママにとって一番避けたいのは、自分の受診だと思うんですよ。だから、病院に行くべきかの判断基準も欲しくてリーバーに相談しています。

 

確かに、自分の病院にいくのはお母さんにとってはハードルですね。

優先順位も下がります。出来れば市販薬で済ませたい。冬場のインフルエンザが流行る時期はなおさら病院には行きたくないので、リーバーに相談するときも、ひとまず市販薬についての相談をしています。

この前も咳が2週間続いたので相談してみたんです。ただの風邪かなと思ってたんですが、咳喘息の疑いがあると思いがけない回答が返ってきて。咳喘息の人が飲む市販薬を紹介されたのでそれを購入しました。

 

もし、相談しなかったらどうしていましたか。

相談していなかったら、いつも購入している咳止めの薬を購入していたと思います。思い返せばいつもの薬で2週間止まらなかった咳が、勧められた市販薬に変えたら数日で咳が止まって…正直驚きました。市販薬とはいえ症状に合ってないものをずっと飲むのも怖いので、ちゃんと適切な薬を飲めてよかったと思います。

 

一問一答ゆっくり焦らず回答できる安心感

橋本さんは、#8000や救急病院などを利用したことありますか。

これまで利用したことはありません。#8000(こども医療でんわ相談)はケータイに登録してますが、こんな軽微なことで電話していいのかって、いつも思っちゃうんです。でもそういう軽微な、ちょっとしたことが不安になるんですよね。早く伝えなきゃっていう心の焦りから、電話で論理的に落ち着いて話すことも無理…。

その点、一問一答ゆっくり落ち着いて入力できるリーバーのアプリは有難いです。石岡市でも月に1回ほど保健師さんが来てくれて、少しだけ子育ての相談してたのですが、わりと保健師さんとの相性も大切なんだろうなって思いました。アプリであれば、あまりオープンにしたくない相談やちょっとした小さなことも聞けるし、対面じゃないから子育てについても自分のスピードでゆっくり考えて質問できるんじゃないかなって思います。

橋本さんが安心してご利用いただいているのがすごく伝わります。今後リーバーに期待することやこんな機能が欲しいとかあれば教えてください

そうですね。アプリから病院の予約ができたら助かります。症状にあった最適な病院に予約を入れられて、病院の先生にも症状の共有がされていたら嬉しいです。リーバーで症状を伝えておけば、病院の受付や先生に何度も説明しなくても済むように共有されていると嬉しいです。

 

ありがとうございます。医療業界でもAI導入が流行ですが、私たちは、最後にお母さん方に声をかけるのはお医者さんにしたいと思っています

すごく嬉しい!!質問がチャットボットなので、医師とも機械的なやり取りになるのかな?って思ってたんですが、先生によっては「安心して大丈夫ですよ」って一言二言添えて返信してくれるから、向こう側に人がいる感覚がするんですよね。

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子育て世帯と「リーバー」:ユーザーインタビュー2「母親の体調不良も相談できる」

今回のユーザーインタビューは、2人のお子さんをもつ須藤さん。月に2回、石岡市から送られてくる広報誌をきっかけに「リーバー」へ登録してくださいました。須藤さんがリーバーを利用して助かったことについて、インタビューしました。

広報誌をきっかけにアプリを登録広報誌はよくご覧になるんですか。

はい。住んでる町の取り組みとか、どんな事をしてるのか知りたいなぁと思って、毎回目を通しています。子供が2人いるので保育所の願書受付開始とか、市内でやっている子供のイベントがいつなのかなって、調べたりするためにもよく見ています。

 

相談はどんなことが多いですか。

お兄ちゃんと比べると、下の娘は風邪をひく頻度が多くて、月に1~2回高熱を出したかと思えば、案外ケロっとしていたり。夜間に病院どうしようって迷うことがありますね。それに、石岡市の救急病院がいいのか、大きな病院がある土浦市まで行くべきか…どこに行ったらいいんだろうっていつも思います。そんな時、リーバーがあると参考になりますね。

 

自分や家族の体調相談も

リーバーを使われているユーザーの方はお子さんの相談をされる方が多いですが、須藤さんご自身の相談もされますか。

はい。使っています。1月の中旬ぐらいに、夜中にちょっとした体調不良を感じたことがありました。扁桃腺が腫れている感覚と、動けるけど少しだるいな…という症状でした。

私は昔から扁桃腺が腫れることが多かったんですが、母親になってからは強くなったのか、まったく症状もなかったんです。それがここ最近になって、急に不調を感じたり風邪を引くことが増えた気がします。勤務地がつくば市で、通勤ルートに耳鼻科があれば行きやすいので都合がいいなと思って探していましたが、住んでいる石岡市内の耳鼻科情報が全然わからないこともあり、小さいころから通っていた千葉の実家のそばにある耳鼻科まで、掛かりに行ったこともあります。

 

夜中にリーバーを使って相談したことはありますか。

あります。夜中って特に不安になるんですよね。自分の体調が悪いときもそうですが、子供は特に心配です。だからといって、夜中に母親や身近な人に電話するのは気が引けるし。

だから、アプリを使うようになってからは、夜中の受診が減ったな!って思います。ちょっと不安なことがあると、アプリを開いて相談ができる。子供119番も確かに大切だし、利用したこともありますが、電話だと人対人だから、私にも余裕がないとちょっとした言葉に過剰に反応してしまったりします。アプリであればストレスがないので、すごく気が楽になりました。最近は家族全員の登録をして、子供や自分だったり、主人のことも相談しています。

 

夜中の受診が減ったこと、私たちもすごく嬉しいです。茨城県はお医者さんの数が少なく、特に小児科が少ないので、子育て世帯にも安心して利用していただきたいです。

小児科が少ないんですね。だからなのかな、とにかく病院が混んでるんです。受付からお会計、お薬をもらうまでの行程を院内処方箋で受けると、長いときは2時間前後かかるときもあるんです。仕方がないけど、その間ずっと待つのは大変だなって感じます。そういった面でも、病院に行く前にアプリで相談できることはとても有難いですね!

今後、リーバーに期待したいことはありますか。

そうですね。変わらず、体調不良があった時には使いたいです。あとは、私がもっとアプリを熟知してマスターしていきたいですね。相談したい体の部位を選択するときや、症状に該当するものがなくてフリーコメントに入れた時など、うまく説明できているかなって感じたことがあります。写真を送れるようにもなっていて、ようやく使い慣れてきた気がするので、はっきりと体調が悪くなくても、少しでも不安な症状があったりしたら相談してみたいです。リーバーに期待することは、痛い項目や体の箇所の選択肢がもう少し細かくあったら嬉しいなって思います。

ありがとうございました。うまく問診が伝えらるように、医師にも相談しながら私たちもバージョンアップしていきます。

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子育て世帯の「リーバー」ユーザー インタビュー1:こどもの成長について意見がきけます

茨城県石岡市と株式会社リーバーは、2020年4月から同市内の0~3歳の未就学児童がいる世帯に対して医療相談アプリ「リーバー」の無償提供を開始しました。リーバーを実際に利用された、同市内に住む4つの子育て世帯のママにリーバーを利用してみての感想をインタビューしました。

今回は、同市内にお住まいの長谷川さん。リーバーを知ったきっかけや、実際に相談した内容について話を聞きました。

 

第三者に相談できる環境の大切さ

娘の医療相談に使っています。

リーバーを知ったきっかけは何ですか。

石岡市の広報誌を見るまで、こんなアプリがあるなんて知りませんでした。無償提供ということだったので、何となく気になってダウンロードしたことがきっかけです。

医師に相談するのは、どんな内容でしょうか。

娘の体調不良などで相談することが多いですね。うちの娘はレックリングハウゼン病というものを持っています。この病気は、発達障害 ・学習障害が出る可能性がわりと高いと言われているんですが、娘は身体能力や言語・精神面の発達が比較的早かったので、小児科の先生は「全然問題ない!心配いらないよ」って言ってくれています。けど…やっぱり親としては、似たような症状が出たり普段より体調が良くないと、「あれ…」って考えてしまい、心配になります。

安心のセカンドオピニオン

親として不安になる気持ち、わかります。実際にリーバーを利用して不安などは軽減されていますか。

子供っていつ体調不良になるかわからないですよね。病院が開いている時間かもしれないし、開いてないない時間かもしれない。病院に行ってもすぐに対応してくれるかわからない。感染などの心配もあります。そんなとき、病院に足を運ばなくても医師が冷静に判断して相談に乗ってくれることに、とても安心をしています。

病院に行くべきか? 行くほどのことでもないのか? という判断に迷うことも多々あるんです。子供の体調が悪いときって、心配のあまり落ち着いてちゃんと判断できるか自信がないんです。そこもリーバーの医師が助言をくれますから安心ですね。

誰かに相談すると不安も解消されますよね。

はい。子供の成長についても同じです。他の子と比べて成長が遅かったりするとやっぱり親としては不安になります。だからお医者さん以外にも、周りのお母さんたちと子供のいろんな症状や成長について話したり、相談することがあるんです。「発達障害と思われている症状って実は大抵の子が通る道なんだよ。多動性にしても注意欠陥にしても、子供にとっては他に興味関心があるから当たり前なんだよね」っていう感じです。

大人になるにつれて、その子の突出した個性が出てくるから、親としてはそこを見極めて判断したり、意識改革が必要になりますが、難しいなって思っちゃいます。そんなときも、第三者とかいろいろな立場の人からの意見を聞くと、一人で抱え込まなくて済むのでいいなと思えます。

今後、こんなサービスがあったら嬉しいなどあれば教えて下さい。

母子手帳やお薬手帳がアプリ内で使えたり、病院の予約とかも簡単に取れるようなサービスがあると便利だなって思います。