茨城県行方市の市立幼稚園・小学校・中学校が「LEBER for School」を導入  自治体による幼稚園・小学校・中学校一括導入は初

株式会社リーバー(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)と行方市教育委員会(教育長:横田 英一)は、医療相談アプリ・リーバーを利用した体温・体調管理機能「LEBER for School」(リーバー・フォー・スクール)の利用契約を締結しました。10月中旬から順次、市立の幼稚園と小・中学校の計10施設で約2600人が利用を始めています。リーバーの市ぐるみでの学校導入はつくば市、つくばみらい市に続き3例目、幼稚園・小・中学校の一括導入は初の事例となります。

 

新型コロナウイルスの流行を受けて、多くの教育施設が感染症拡大防止のための体温・体調の集計に苦心しています。行方市は、スマートフォンアプリ・リーバー を利用して体温・体調管理ができる「LEBER for School」を市内すべての公立幼稚園と小・中学校に導入し、用紙への記入や手渡しなく、家庭から学校へデータを直接送信できる体制を整備しました。

行方市は、茨城県南東部に位置する人口33,808人(令和2年11月1日現在)の自治体です。東は北浦、西は霞ヶ浦という大きな湖に囲まれていながら、市域の多くは行方台地上にあり、水と緑の豊かな丘陵地帯となっています。子育て支援に力を入れており「子育てしやすい地域にする」「子どもを産みたい希望を叶え、住みたいまちをつくる」を基本目標に、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援に取り組んでいます。

■「10円体温チェック」で教職員の負担を軽減

新型コロナウイルスの感染が鎮静化しないなか、教育現場にはクラスター感染を防ぐ方策が求められています。LEBER for School は、生徒・児童1人あたり10円/月で子どもたちの健康状態を毎日、自動集計できるスマートフォンを利用したサービスです。入力結果は自動的に学校側に送信されるので、教職員は健康カードなど紙で集計する手間をかけることなく、学校全体の健康状況をグラフなどで集団解析することができます。

児童・生徒の家庭には毎朝、検温を促すプッシュ通知が送られ、入力のし忘れを防止します。家庭での検温で異常があれば登校を控えてもらうなど、校内クラスター感染を防ぐことにもつながります。もちろん出欠席の連絡もアプリ上で可能です。また、「健康予報」の機能によって、都道府県別の新型コロナ直近7日間新規感染者数や自治体別学校発熱者(37.5度以上)の割合なども表示され、地域全体の健康に貢献します。
■行方市教育委員会からのコメント

「子ども達の体温チェックのために、朝の貴重な時間を割かれていました。対応策を探すなかで見つかったのが、他自治体によるリーバーの先進導入事例です。画期的だと判断し、行方市も導入に至りました。体調の悪い子はひと目でわかるシステムになっており、学校全体で簡単に情報を共有できます。リスク管理につながると思いますので、保護者へのアプリ周知を推進していきます」

■医療相談アプリも利用可能

LEBER for School 利用のために医療相談アプリ「リーバー」をインストールすれば、医師に家族の医療や健康に関する相談をすることも可能になります。万一、発熱などの症状が続き、コロナウイルスに感染している可能性が疑われる場合も、近隣医療機関の検索が可能なほか、クリニック受診や保健所、専用相談窓口への連絡など、医師から正しい手順のアドバイスが得られます。

■行方市ホームページ

URL:https://www.city.namegata.ibaraki.jp

■LEBER for school 紹介ウェブサイト

URL:https://www.leber.jp/school/

■株式会社リーバーについて

株式会社リーバー(旧社名AGREE)は2017年2月に遠隔医療相談サービスを行う目的にて創立されました。
私達は「いつでも。どこでも。誰にでも。」を信念を掲げ、すべての人々に適切な医療が行き渡るよう努めています。

 
〈会社概要〉
会社名:株式会社リーバー
所在地:茨城県つくば市高野1155-2
代表者:伊藤俊一郎
設立:2017年2月
URL:https://www.leber.jp
事業内容:アプリの企画・開発・運営
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