石岡市を舞台にしたユーザーインタビューの最終回は、2人のお子さんをお持ちの富田さん。富田さんは、#8000(こども医療でんわ相談)も利用されたご経験があるそうです。リーバーと#8000の使い分けや、相談内容についてお話を伺いました。
富田さんは、以前#8000(こども医療でんわ相談)を使っていたと伺いました。どんな時に使っていましたか。
病院が閉まったあとの夜間帯に使用することが多かったと思います。日中に病院に行って帰ってきて、夜中に高熱を出すようなことがあると、怖くなって電話してしまいますね。#8000に電話して朝を迎えると、自分への安堵感というか、子供が苦しい状況のなかで自分なりに策を施したと思えます。自分の体調不良であれば我慢できるけど、子供はやっぱり早く治してあげたいし、体調不良の原因も早く知りたいと思うから、お医者さんの一言で安心したいというのが本音です。
#8000のつながりやすさについてはいかがでしたか。
そうですね。待つこともありますよ。少し混み合っていて「しばらくお待ちください」ってアナウンスを聞くと不安度が増します。実際はそんなに待っていないかもしれないけど、目の前で体調を悪くしている子供を見ると1分1秒がとても長く感じるし、すごくソワソワします。
リーバーの回答時間についてはどうでしょうか。
#8000とリーバーは、スタートの緊迫度が違うと思うんですよね。#8000は、私も切羽詰まっているから、例え回答時間がどちらも5分だったとしても、体感として同じようには感じてないと思います。リーバーを使うときは「ちょっと聞いてみようかな」くらいのときです。
#8000とリーバーへ相談する内容は違いますか。
#8000は電話しながら「どんな状態ですか」「呼吸は苦しそうですか」と聞かれるから、目の前の状況にドキドキします。リーバーは、自分の置かれている状況をもっと客観視できる気がしますね。一度#8000に電話してからリーバーを使用すると、かみ砕いて冷静に相談できたりします。相談内容が違うというより、緊急性の違いかなと思います。
これまでは「とりあえず病院!!!」って感じで、軽い風邪でもむやみやたらに病院に行っていた気がします。それが今では、病院へ行く頻度を抑えられました。
子供も私も、ちょっと体調不良だなと感じたら過去にリーバーに相談した履歴を見返して、「前回と同じ症状だから熱が3日以上続いたら病院へ連れて行こうかな」というように、行動を変えられるようになりましたね。とにかく不安だから病院へ行って何とかしようっていう思考が変わったのは、自分のなかでのカルテが出来たからだと思います。母としてのレベルが上がった気がします(笑)!